従来の塗膜を残すコート剤とは違い、経年変化による剥がれ落ちや黄変の心配がありません。古くボロボロになった塗膜を除去するための剥離作業が不要です。大規模改修工事対応商品。
程よいウエット感を出して本来の色を復元します。
赤みかげ石の酸焼け
リストンコートウエットでは復元が難しい素材に対し、濡れ色にして保護します。
カラーアルミのサビ・白化
▲未塗布部分
▲リストンコートスーパー塗布
塗布にはおもにウエスや刷毛を用いますが、素材の適性を考慮し選定します。
ウエスによる塗布時には湿らせて絞ります。このとき、タイルの角が尖っているとウエスの繊維が残りやすいので、不織布のような素材が適しています。ローラーを使用すると厚くなりすぎるので注意が必要です。噴霧による塗布は吸い込むおそれがあるので、避けてください。
厚塗りをすると被膜を形成するため、剥がれの発生原因となります。薄塗りすることで濡れ色を保持し、被膜が剥がれることはありません。特別な場合を除き、薄塗りして拭きあげます。
タイルの場合、塗布はタイル表面部分のみにし目地には塗布しません。
(外壁全体の防水性を高めたい場合は、リストンコートクリア*を使用します。*濡れ色にはなりません。)
ツヤのある素材は、塗りムラ、拭きムラが残りやすいので角度を変えて全体を均一に仕上げます。
施工後の数時間、水が掛かると白化する場合があるので気象状況を確認し作業をおこなってください。同一面に塗布面・塗布しない面があると、撥水性により濡れた場合に違いがでます。
注意事項
1)タイルの素材によっては、色・ツヤが変化しますので必ず試験施工を行ってください。
2)施工は必ず乾燥した状態で行ってください。
3)ご使用の際は取扱説明書をよく読んでください。
4)製品改良のため、予告なく内容を変更する場合があります。